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つかず、離れず

第3章 w6ite

同棲2日目

智「いる?」

智くんは食べてるグミを僕に欲しいか聞いてきた
イヤホンで音楽を聴いていて
薄っすら聞こえる声を頭の中で整理して
ちょっと間を空けてうなづいて返事をした
すると智くんは

智「うん、じゃあもういいよっ!」

とぷいっとそっぽをむき
残りのグミを全部口に入れ袋をゴミ箱に入れた

翔「いや、うんってうなづいたじゃん」

驚いた勢いでツッコミを入れたら

智「だって嫌そうな顔するから」

と僕の一番嫌いな言葉を言ってきて

翔「何がわかんの?」

カチンときて言い返したら
智くんはわかりやすいように机を叩いて寝室に入って行った。

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