俊光と菜子のホントの関係
第22章 『真夜中のオーマイガー』
＊
去年、明里達としたクリスマスパーティーで、エリナがふざけて買った避妊具が私に当たって、みんなから冷やかされた時に……
（む、無理無理っ！ 絶対（避妊具の使用）期限までに間に合わないって！ 私にはまだまだずーっとずーっと先の先の話なんだからぁ！）
てなことを言っていたのに……
それから約二ヶ月ほどしか経っていない今夜。使うのはまだまだずーっとずーっと先の先の話だと思っていた避妊具を……
「菜子……」
「っ……俊光君……」
お兄ちゃんでもある俊光君と一緒に、使おうとしている。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える