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愛って、ほんとにいいものですね

第1章 愛って、ほんとにいいものですね

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 「もし、
  もしも、
  子どもができたら、
  わたし、
  産みます。
  そして、
  おじさまの、
  その、
  分身として、
  育てたいと思っています」
 「そこまで…」
 「はい。
  おじさまが、
  好き」
 「じゃあ、
  安全な日というのは…」
 「それは、本当です。
  そのほうが、
  おじさまが、
  安心して、
  思いっきり、
  愛してくださると…」
 「わかった。
  もう、
  何も言わなくていいよ」
 「はい。
  優しく、
  愛してください」

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