
愛のことば
第1章 愛のことば
6
直さんの言葉が、それから、ずっと、わたしを、悩ませた。
直さんは、いい人だし、一緒に食事をするのは楽しい。
直さんとなら、セックスしてもいいかな、とは思う。
でも、それは、直さんの言う「私でも」だろう。
わたしに、誰かが、瞳さんでもいいから、と言ったら、何のことであれ、嫌な気持ちになる。
直さんの言っているのは、そういうことなのだ。
そんな悩みは悩みとして、直さんとは、その後もデートした。
そのなかで、性の話がでた。
そのとき、オブラートに包んでくれたら、嬉しいと言ったのだ。
「じゃあ、
一つひとつ、言い換えてみようか」
「うん」
「まず、
瞳ちゃんの、あそこは、
アイちゃん」
「アイちゃん?」
「瞳ではないかもしれないけど、
目のアイ。
これなら、かわいいだろう」
「アイちゃんか」
「次に、
おっぱいは、
マシュマロ」
「それ、いい」
「ルビーは、
わかるね」
「マシュマロの…」
「ダイヤは?」
「わからない」
「愛しあうとき、
一番輝くところ」
「あっ、」
「そう。
まさに、ダイヤモンドだ」
「はじめてのとき、
はばんでいる門番は?」
「門番?」
「膜」
「あっ」
「なんて言おう」
「うーん」
「次までの、
宿題」
「えーっ」
直さんの言葉が、それから、ずっと、わたしを、悩ませた。
直さんは、いい人だし、一緒に食事をするのは楽しい。
直さんとなら、セックスしてもいいかな、とは思う。
でも、それは、直さんの言う「私でも」だろう。
わたしに、誰かが、瞳さんでもいいから、と言ったら、何のことであれ、嫌な気持ちになる。
直さんの言っているのは、そういうことなのだ。
そんな悩みは悩みとして、直さんとは、その後もデートした。
そのなかで、性の話がでた。
そのとき、オブラートに包んでくれたら、嬉しいと言ったのだ。
「じゃあ、
一つひとつ、言い換えてみようか」
「うん」
「まず、
瞳ちゃんの、あそこは、
アイちゃん」
「アイちゃん?」
「瞳ではないかもしれないけど、
目のアイ。
これなら、かわいいだろう」
「アイちゃんか」
「次に、
おっぱいは、
マシュマロ」
「それ、いい」
「ルビーは、
わかるね」
「マシュマロの…」
「ダイヤは?」
「わからない」
「愛しあうとき、
一番輝くところ」
「あっ、」
「そう。
まさに、ダイヤモンドだ」
「はじめてのとき、
はばんでいる門番は?」
「門番?」
「膜」
「あっ」
「なんて言おう」
「うーん」
「次までの、
宿題」
「えーっ」
