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あんなこともこんなこともシましたっ!

第7章 保育士 やよいの場合

『え!?いや、そんなの神崎先生に悪いですよ!!』

「大丈夫ですから!任せてください!」


本当はいけないけど…


私は何としてでも竹内さんの力になりたかったんです。


『……ではお願いします。』


竹内さんは少し考えた後了承してくれました。

「私の家の住所は〇〇市■■82-3です。」

『〇〇市の■■、82-3』

「そうです。それでは失礼します。」

私は竹内さんに住所を伝えて電話を切りました。



そして他の園児が帰っていくのを颯馬くんと見送り、ついに颯馬くんと私だけになりました。



「おとうさんおそいなー」

「颯馬くん、お父さんお仕事忙しいみたいだからこれから先生のお家で待とうね。」

「せんせいのおうち…?」

「うん。颯馬くんお腹空いてるよね?ご飯も一緒に食べよう!」

「……わかった。」

颯馬くんは少し寂しそうな表情で頷きました。

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