あんなこともこんなこともシましたっ!
第7章 保育士 やよいの場合
家に着いてから私は颯馬くんのためにハンバーグを作りました。
「せんせー!おいしーー!!」
颯馬くんがハンバーグを食べて満面の笑みを浮かべました。
「そう?良かった!!」
「おとうさんはりょうりにがてだからハンバーグはあんまりつくってくれないんだ」
「お父さん、いつもは何作ってくれてるの?」
「カレー!」
「カレーかぁ…いいなぁ。先生はカレー好きだなぁ」
「ぼくもすきだけどカレーはあきた!
みんなみたいにおかあさんがいたらなぁ」
ズキッと私は胸が痛みました。
颯馬くん、普段あまりお母さんが居ないことを気にしてる風ではないんです。だから大丈夫なのかと思ってたんです。
そんな訳ないよね…
私なんかこの歳になっても親がいなくなったらどうしようと思うのに。
私はそっと颯馬くんを抱き締めました。
「颯馬くん……先生は颯馬くんの味方だからね」
「せんせー!おいしーー!!」
颯馬くんがハンバーグを食べて満面の笑みを浮かべました。
「そう?良かった!!」
「おとうさんはりょうりにがてだからハンバーグはあんまりつくってくれないんだ」
「お父さん、いつもは何作ってくれてるの?」
「カレー!」
「カレーかぁ…いいなぁ。先生はカレー好きだなぁ」
「ぼくもすきだけどカレーはあきた!
みんなみたいにおかあさんがいたらなぁ」
ズキッと私は胸が痛みました。
颯馬くん、普段あまりお母さんが居ないことを気にしてる風ではないんです。だから大丈夫なのかと思ってたんです。
そんな訳ないよね…
私なんかこの歳になっても親がいなくなったらどうしようと思うのに。
私はそっと颯馬くんを抱き締めました。
「颯馬くん……先生は颯馬くんの味方だからね」