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あんなこともこんなこともシましたっ!

第10章 高校生 澪の場合

私は結局1人でシてしまったのです。


「何やってんだろ……」


独り言が虚しくお風呂場に響いて消えました。





その日私が眠る頃になっても雅也さんは帰ってきませんでした。


私は一応先に寝ることを雅也さんにメールして瞼を閉じました。



数分後、まだ意識のあるうちに雅也さんから返信がきたのでスマホを確認すると「了解」という2文字のみでなんだか寂しくなりました。





昨日のことのせいで距離が開いたんだ。
絶対そうだ。
雅也さんのせいではあるけどなんだか……



私はこんなことを頭に浮かべながら静かに眠りにつきました。

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