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翌朝も起きると既に雅也さんの姿はなく家に私1人でした。


避けられてる…？


当然よ。あんなことがあったんだから。

いや、むしろ私が避けてるのよ。


自己解決しながらもどこか納得していない自分がいることに私はモヤモヤしました。




その日の夜、私が寝ようとしているときに雅也さんは帰宅しました。



私は出迎えたりせずベッドに横になって目を閉じました。




しかし、数時間後ガタッという物音で私は目を開きました。


「なに……？」


私は何の音かと疑問に思いながらスマホで時刻を確認しました。

スマホの眩しい画面の光が暗いところに慣れた目を刺激しました。


2時3分か…まだ寝れるな


そう思っていたとき微かに私の名前を呼ばれた気がしてドアの方に目を向けました。



怖い……



でも気になる



私はホラーが大の苦手なので幽霊とかそういうお化け系じゃないことを祈りながらベッドを出てドアを静かに開けました。



「……ぉ、…………みぉ……」



ドアを開けるとその声は先程よりも耳に届いてきました。


男性の声……



これはもしかして……


いや、もしかしなくても……