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あんなこともこんなこともシましたっ!

第3章 高校生 ヒロの場合

「話って?」

俺は部屋に着くなりほのかに聞いた

するとほのかは強めの口調で話し始めた


「お兄ちゃん私のこと避けてるでしょ?どうして避けるの?」


「べ、別に避けてなんか」
「嘘!3年前くらいから全然話してくれないじゃない!!」


「それは……」

俺は言葉に詰まった





お前のこと意識してる





なんて言えるわけない



「言いたいことあるならはっきり言ってよ!」

ほのかが少し潤んだ目をこちらに向けてきた




俺は心臓が止まりそうになった

このまま黙っておけそうにない



俺は覚悟を決めて話すことにした

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