あんなこともこんなこともシましたっ!
第6章 教師 康生の場合
彼女は俺の担任しているクラスの生徒であり、水泳部の部員でもある。
身長はそこまで高くなく、むしろ低い。目が大きくていつも唇がプルプルだ。気持ち悪がられるかもしれないが、はっきり言って俺のタイプ。
「武藤、テスト期間中だぞ。生徒は帰った帰った」
俺がしっしっと追い払う仕草をすると逆に武藤は俺のところまで駆けてきた。
「朝倉先生酷い!お手伝いに来たのに!」
背の低い武藤が俺を見上げながら言った。
「手伝い?なんでだよ?ってかなんで俺が掃除してるの知ってんだよ」
「今日帰るときに松山先生が朝倉先生に指示してるの聞いて…ダメ?」
武藤がここぞとばかりに上目遣いで俺を見つめてきた。
その視線に耐えきれなくなった俺は
「10分だけだぞ」
と武藤に言った。
武藤は「はーい」と返事をすると掃除用具入れからデッキブラシを持ってきて俺と一緒に掃除を始めた。
身長はそこまで高くなく、むしろ低い。目が大きくていつも唇がプルプルだ。気持ち悪がられるかもしれないが、はっきり言って俺のタイプ。
「武藤、テスト期間中だぞ。生徒は帰った帰った」
俺がしっしっと追い払う仕草をすると逆に武藤は俺のところまで駆けてきた。
「朝倉先生酷い!お手伝いに来たのに!」
背の低い武藤が俺を見上げながら言った。
「手伝い?なんでだよ?ってかなんで俺が掃除してるの知ってんだよ」
「今日帰るときに松山先生が朝倉先生に指示してるの聞いて…ダメ?」
武藤がここぞとばかりに上目遣いで俺を見つめてきた。
その視線に耐えきれなくなった俺は
「10分だけだぞ」
と武藤に言った。
武藤は「はーい」と返事をすると掃除用具入れからデッキブラシを持ってきて俺と一緒に掃除を始めた。