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あんなこともこんなこともシましたっ!

第6章 教師 康生の場合

「しかし先生も大変だね!1人でプール掃除なんて」

「そう思うんならもっと俺を敬えよ」

「はーい」


何気ない会話をしながら掃除を続ける。

わざわざ手伝うなんて武藤は良い奴だな、なんて思いながらしばらく黙って床を磨いていると急に武藤の悲鳴が沈黙を切り裂いた。


「キャーーーー!!!!」

「なんだ!?」

「む、むむむむむむ、虫ーー!」


そう言いながら武藤は俺に抱きついてきた。
俺は一瞬驚いたが表情には出さず冷静を保った。

「はぁ、虫くらいいるだろ。」

「でも…」

涙目で俺を見上げる武藤。

豊かな胸が俺の腹あたりに当たっているのを確認して俺は下半身がアツくなるのを感じた。



やばい



そう思って咄嗟に武藤の身体を引き離した。

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