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愛は楽しく

第1章 愛は楽しく

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 そのままつづいたら、頭がおかしくなりそうだった。
 何回も舐めてと言ったのに、やめてと言ってしまって、勉さんに悪いなと思った。
 そう言ったら、勉さんは、
 「悪くなんかないよ。
  菜緒ちゃんは、
  セックスは、
  女性が気持ちよくなるためのもの、
  というのが、
  まだ、
  ほんとにわかってないのかもね」
 「そうなのかな」
 「女性は、
  気持ちよくなるために、
  もっともっと、
  男性に、
  要求すべきだよ」
 「勉さんは、
  わたしに、
  いっぱい、
  してくれているよ」
 「私は、
  まだまだ、
  たりないと、
  思っているよ」
 「嬉しい。
  勉さん、
  大好き」
 勉さんに抱きついた。
 ほんとに、嬉しかった。
 勉さんに出会って、ほんとによかった。

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