テキストサイズ

秘密のティナ

第3章 ふたりだけ

ティナには不思議な魅力があった。
優しく微笑む口元には愛らしさが、じっと見つめる瞳には力強さが、そしてどこか悲しくて寂しげな…

ティナは瑠衣以外の人とは距離をおいているようにもみえた。けれど、誰にでも優しかった。人として優しかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ