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世界の中で

第1章 貴方と君と………



【電車の中】









ガタンゴトンガタンゴトン





毎日のように聞く音と小さな呟きの声


たまに入るアナウンスの声はだんだん機械的な音に聞こえてくる




圧迫されるように増える愚かな人間たち




その中に毎日入っている自分自身に吐き気さえもする




このままいけばいずれ目的地につくだろう



いや絶対についてしまう事が解っていて乗っているのだか




これから面倒臭い自分の仕事が始まる





そこは【電車の中】の一時―――――――――




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