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突然の出逢い ( N×M )

第2章 Yellow Tulip .



N side





遅くなっちゃったな。



早く戻らなきゃ。





潤くんには内緒で買ったアイスを片手に
急ぐ。









「潤く...」










潤くんの前に立つ女の人が見えた。








誰だろ。何か揉めてるみたいだけど…










何か嫌な予感がした。











「みき...」










その人の名前だろうか。









なかなか2人の話は終わらない。




アイスがどんどん溶けてくる。





よそ見して潤くんを見たとき...







女の人とキスしてた。






体全体の力が抜けてアイスをべちゃっと
音を鳴らして落として
何も考えれず、がむしゃらに逆方向に走った。


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