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突然の出逢い ( N×M )

第1章 Anemone .



A side


~ ♪


「ん?翔くんから電話だ!
もしもーし。」



「あ、雅紀?今大丈夫?」




「うん、大丈夫だよ。」



「あのさ、二宮ってやつ知ってる?」




「もちろん知ってるよ。」



「ちょっとニノにかわるね。」



「二宮さんに...?あ、うん。」




二宮さん、俺に何の用だろ。




「もしもし、二宮です。」




「二宮さんどうしました?」





「ちょっと松本さんのことで相談が...。」




「松潤...?」



「あの、松本さんは元気...ですか?」





「元気ですけど...。連絡とってないんですか?」




「まぁ...俺松本さんの連絡先知らないし...。」




何か思い悩むようにぽつりぽつりと話す二宮さん。




ん...? 待てよ…?



「それって松潤が連絡してないってこと?」



「まぁ、はい...。」



ったくあの根性なしが〜!



「まじかぁ〜。松潤の連絡先教えましょうか?」



「はい、ぜひ教えて欲しいです。」



とりあえず松潤の電話番号を教えた。

LINEとかのほうがいいだろうけど
ちゃんと話したほうが絶対良い。






「頑張って下さいね。応援してますから。」



「ありがとうございます。
あの...俺松本さんに好きになってもらえるように頑張ります。」



「二宮さんなら大丈夫ですよ。」



凄いな。
二宮さんほんとに本気なんだな。




本気の恋か。俺も頑張らなきゃ。


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