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突然の出逢い ( N×M )

第5章 Statice .





勘は外れた。




「ビデオカメラ...?」




「うん、ある人からかずくんに向けてのメッセージ。



それじゃあ、再生するね。」




そこには俺が映ってた。



こんなの撮った覚えないけど...




” 和也 ”





この一言を聞いてようやく分かった。





「柊だ...」





潤くんに視線を送ってもすぐに逸らさせて

ちゃんとみろ みたいな感じに促された。





淡々と話すその様子を目に焼き付けた。


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