
【短編BL】想定内の親密度!
第1章 想定内の親密度!
「今日は…皆…いないから――――」
健ちゃんは抱き締めながら…体を撫でてくる。
「///え?今日――――…するの?」
「そのために…来た」
「確信犯だ~…エロ犯人」
「茶化すなよ…すっげぇ…覚悟で来たんだから」
少し震えてるのが分かる。
「お前は覚悟して来たかもだけど…僕的には…ノー覚悟なんだけど…
洗浄とか…してないよ?ど~する?綺麗にしないとダメなんだろ?そこの知識は…常識の範囲内で…検索済みだけど…」
「///慎太郎……なんでそんなの…検索してるんだよ…」
「そりゃぁ…男の健ちゃんを好きになって…エッチな事を考えた時点で…“男同士のエッチの仕方”で検索するのが…思春期のたしなみだろ?健ちゃんだって…しただろ?」
「///お、おう…した…」
「で、ネットでポチポチと…良からぬ物を購入しちゃう…年ごろでもあるよね?」
「///なっ、な…なんで――――…」
最近、健ちゃん両親がいない時に宅配が届く――――…と言う場面を僕が目撃している。
「分かるよ――――…僕も…両親や兄ちゃんに内緒で…似たようなことしてるから」
