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惰性同棲

第2章 惰性同棲


「で、痩せる方法ですけど。食べなかったら勝手に痩せますよ。頑張ってください!」

思いのほか身にならないアドバイスだった。
私がただ25歳にもなってラブホテルに彼氏と行くだけでダイエットに励むイタい女だと思われてしまった。かもしれない。

「おう、がんばる」

「あっ、また感想聞かせてくださいね。私も行ってみたかったんで」

てか、彼氏って言ったけど、違うな。違うことはないか。

「じゃあ、私帰るわ。頑張って〜」
店を後にする。

私が華やかなラブホテルか。似合わないなあ。
でもとても楽しみ。

バイト上がりのそのままで街に出て水着を買いに行く。カイトのことを考えながら
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