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恋のハードル高し!!

第2章 ダブルデート

ちょっとノリが良くて、運動ができて活発だった私は、いつも男の子と一緒に校庭で駆け回っていた。


女の子とももちろん遊んでたけど、動いてる方が楽しいおてんば娘。
イタズラも、怪我も笑ってやってたし、親雅はそんな私を1番先に誘って来る。それも嬉しかった。


体力も気の強さも男顔負けで、掴み合いのケンカもよくやった。


この頃から女だと思われてなかったんだと、気がつかない私は幼い初恋を迎えていたのだ。



顔を洗って鏡を見た。


化粧っ気もない。
可愛いなんて思えないこの長身。


可愛いく…なりたい。

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