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恋のハードル高し!!

第2章 ダブルデート

部屋に戻ると、私のベッドに寝っ転がって漫画本を読んでいた。



「何してんだよ。」


「漫画読んで待ってたんだろ?すぐキレんだから。」



飽きれた様に言いながら、本を閉じてベッドから起き上がり、私を下から上まで見て舌打ちした。



「男前過ぎんだけど。」



「褒め言葉ありがとう。地獄に落ちろ。」



私は笑って流した。
そうするしかない。いちいち傷つきたくない。

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