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恋のハードル高し!!

第2章 ダブルデート

「出かけて来る。」


そう言って家を出る。



「寝起き10分で出かけられるって、さすが未来。女じゃねーよな?」



…このまま
帰ろうかな。

足が止まる。



「…未来?どうした?!」



私に気付いた親雅は振り返って私を見た。


『女だけど?』
そう言いたいのに、声を出したら泣いてしまいそう。

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