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恋のハードル高し!!

第12章 偶然と恋の味

「出なくて…いいの?」


「電車だし、後で掛け直す。」



そう言って携帯をカバンにしまった。

すみれは先に降りて、私は一人で外を見ながら電車に揺られた。

今頃逞は捕まってるんだろうな?!
ちょっと笑えて来て、メールを送ろうと携帯を出すと、メールが入っていた。


『シカトしてんじゃねぇ(♯`∧´)』


親雅からだ。
超自分勝手!!こっちの都合も考えろよ!!


『シカトじゃない。今移動中!!』


親雅にメールを返すと、逞にもメールをした。

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