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恋のハードル高し!!

第26章 奇行

「誰にも…触らせんな。」


「はぁ?!」


「髪も体も…未来の匂いとか絶対嗅がせんな。」



何を…言い出した?!

私の匂いを嗅がせるなとは?
触らせるなとは?

どう言う意味だ!!



「変態みたいな言い方しないで!!」



人をなんだと思ってんだ?!

付き合いきれない。そう思って宿題を進めると、不意にペン立てに入っていたハサミに手を伸ばす親雅の腕が見えた。

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