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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

『話もして欲しくない』
そうまで言う彼女は、相当のヤキモチ焼きか…非常に感が良いんだ。


諦める準備に入った私でさえも、邪魔だと言って来るくらいに。


きっと…
私の気持ちに気付いて言ったんだ。


女って…怖い!!



「話す事はないよ。…さっきも言ったけど、夏休みの行動は離脱するから!!」


ふて寝を決め込もうとしたら、隣から手が伸びて来て、逞に掴まれて薄っすら赤く痕のついた手首を国重に掴まれた。


「いい"っ!!」

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