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恋のハードル高し!!

第44章 伝え方

『口とんがらすんじゃねぇ!!どのくらいで着く?』



パッと口元に手を当てて周りを見回した。

家の前とか言って、見えてんのか?!



「40分くらい…。」


『ん、わかった。気をつけてな。』



そう言って切った携帯を見つめてしまう。

家の前で、逞は私を待ってるの?!
嬉しいと言うより、怖い。


複雑な気分で家路に向かう。

待たせるのも悪いと思って小走りで家に帰ると、玄関先に座り込んでる逞が居た。

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