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恋のハードル高し!!

第44章 伝え方

「タク…。」


「…はぁ…腹減った。」



気の抜ける言葉に苦笑すると、逞に睨みあげられた。



「なんか作るから…上がって?」


「…うん。」



そう言って立ち上がる逞の横に立ち、鍵を開けた。

本題は…いつ言われるのだろう。

そう思いつつ、逞を見ると…逞も私を見ていた。


ドクン。

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