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ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

「ちっ!!」


敵は俺が見つけられなくて
相当イライラしてるらしい。


5人とも動きが荒くなってきてるのが分かる。

いや、イライラしてるというよりは…
焦っているという感じだ。


「おい…どうするんだよ…」

「ここにはいねぇんだ。
他に当たるしかないだろ」

「他って…検討ついてんのかよ」

「まだそう遠くには逃げてねぇよ
取り合えず別れて捜索しよう」


1人の男がそう言うと
グループの中の2人が出口へと向かう。


外の詮索へと行くのだろう。

ジャックにとってこれは
大きなチャンスであった。


今しかないな…。


2人を追うように外へと向かう。

まずは、こいつらからだ。



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