栄養と睡眠と貴方(気象系ON)
第1章 (大´・∀・`人 .゜-゜宮 )
顔拭いて、腕拭いて、
脇の下弱いのに
具合悪すぎてくすぐったくないらしい。
笑う元気もねぇか…
でもさっき胸の辺りを拭いてやったら
ちょっと身を縮こませて
「…っ」ってなった。
上半身全部拭いてから
もっかい胸を撫でてみる。
「…んっ///」
泣きそうな顔でこっちみてくるから
理性ぶっ飛びそうになる…
「ニノ…感じてるの?」
わざと強めに触れる
「ちょ…へんた…あっ///」
「冷えピタよりこっちの方が気持ちいい?」
「あんっ…やらっ///」
オイラの手を掴むけどやっぱり力が弱い。
小刻みに荒い呼吸をしてるのを確認して、
ふと我に返って
ニノが病人であることを思い出した。
やべぇこれ以上悪化させてどーすんだよ、、
最後まで着替えさせて冷えピタ貼って
着てた服洗濯機に入れて戻ってきたら
少しは落ち着いたみたいで
いくらか表情が柔らかくなってる。
良かったぁ…
心から思う。
「さとしぃ……いろいろありがとね…」
「おう」
「さとしぃ…」
「ん?どした?」
「…ゅー…して…」
「なぁに…?」
「ちゅーしてって…言ってるでしょ……///」
まじ……?
そんなんでご機嫌良くなっちゃうの?
可愛すぎだろ?