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栄養と睡眠と貴方(気象系ON)

第1章 (大´・∀・`人 .゜-゜宮 )

Oside



部屋まで運んでベッドに寝かせてやると

ニノはぐったりして涙目になっていた。



「薬と体拭くの持ってくる」


「ありがと…」




汗かくロケとかの後によく使ってる
体を綺麗にできるシート。

さっきマネージャーに買ってきてもらった薬。

ニノが前に飲んだことあって
大丈夫だったって言ってたやつ。


ニノめったに薬飲まないけど
副作用とか怖いじゃん?


あとは…薬飲むための水、冷えピタ、

うちに置いてあるニノの着替え、



両手に荷物を抱えて小走りで寝室に向かう。




「ニノ、先に薬飲も?」


「うん…」



すげぇ弱々しい返事。





ニノの体を起こして薬を飲ませる。


口移しとかしてる場合じゃない…

こんなに火照って虚ろな目のニノにキスしたら
おいら絶対止まんねぇわ…



病人だっての、看病に徹さなきゃな…(笑)





またすぐに横になるニノを
腰が痛い時みたいに着替えさせる。



服を脱がせようが体を拭こうが
されるがままでなんも抵抗してこない。


信頼関係ってやつかな。













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