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夜の影

第5章 鏡

【翔side】

「おいで」

先にベッドに乗ったサトシに言われて、そろそろとベッドに腰掛けた。

脚も載せて、斜めに座って向かい合わせになると、綺麗に割れた 腹 筋 が目に入る。
サトシの 胸 にある二つの 突 起 も。

触ったら怒られるかな、と思いながら、そろーっと指を伸ばす。

チラッとサトシの顔を見たら、相変わらず目を細めてて、笑うのを我慢してるみたい。

本当はサトシの 胸 にある 突 起 に触れてみたかったけど。

せっかく笑ってるのに、怒らせるかもしれないことはしない方が良いかな、と思って。

取り敢えず、サトシの 胸 の真ん中に手を置いた。

そのまま下に指を滑らせて、腹 筋 に触れてみる。

鍛えてるのかな…。
と思いながら。

視線を下げると、どうしたって、サトシのそこが目に入る。

しっかり上を向いてて、雫 が 溢 れ て る、サトシのそこ。

これ、入れられるんだよね…。





「ショウ」

両手で顔を包まれた。

「酷いことはしないから安心しな
おいで」

サトシが言って笑ったから、もっと傍に近づいた。

チュッって キ ス される。

脚 を捕られて、くるっと向きを変えられて。

背中から 抱 か れ る 格好になった。

前に回った腕が、ぎゅっと締まる。

「ん…」

うなじを 舌 が 這 う 感触がして。

「お前、気に入ったよ
可愛がってやる」

耳に息を吹き込むように言ったかと思ったら。

「あっ」

そのまま 舌 が入ってきた。





舌 と。

息遣いと。

唾 液 の立てる音が鼓膜を震わす。

「あぁ、ん…」

やめて。

気 持 ち い い。

「あんっ」

胸 にまた電流が走る。

二つとも同時にキュッと 摘 ま れ て。

ああ、俺、何やってるんだろぅ…。

頭の片隅で思うけど、サトシのなすがままになってる。

耳への 刺 激 から逃げようとして、躰がずり下がると、背中にサトシのが当たった。





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