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【智side】

音を立てて 舐 め て、 吸 っ て。



「ぁ…あぁ…」



舌 を 這 わせて、撫 で上げる。



「あ、ん…」



続けていると次第に力を取り戻してきて、口 の中で弾力が増してくる。

ショウの手が俺の頭に触れて、指が髪の中に入ってきた。

感 じ る 余裕が出てきたか。





根元を握っていた手をずらして、膝を立てたショウの 脚 を 撫 で て やる。

付け根から、膝 の裏へ指を滑らせて。

また根元に戻す時には、わずかに爪で引っ掻くように。



「あぁ…」



ゆるゆると 咥 え て 上下に動きながら、入れてる 指 も 抜 き 差 し してると。

ショウの熱で、ジェルが溶けてきたんだろう。

音が、水っぽくなってきた。



「ん…サトシ…」

「ん～？」



咥 え た ま ま返事をしたら。



「サトシ…」

また呼ばれたから、口 から出す。





「…どした？嫌？」

訊いて、躰 を起こした。

髪に絡んでいたショウの手が落ちる。

ショウは切ないような訴える顔で、俺を見てた。

手が動いて俺の 脚 に触れる。

真ん中の 『俺』 に触れようとしたみたいだけど、届かない。





「入 れ て い い の？」

言って、中 に入ってた 指 を曲げた。



「あっ」

ぎゅっと目をつぶって、仰け反る。



「サト、シ」



手の甲で 口 を拭ってたら、薄目を開けたショウと目が合った。

物欲しそうに 唇 が開く。



「さみしいのか？」

指 を 抜 い て 上に乗って、お互いの 中 心 を合わせた。