
CHOCO❤︎LAVE
第6章 紹介①
光樹「ごちそうさまでした!」
聖輝「ふぅ…お腹いっぱい。」
光樹「ごめんな、晩ご飯ごちそうになって。」
聖輝「ううん、全然いいよ。」
光樹「いやぁ、聖輝って料理上手いよな〜」
聖輝「上手じゃないよ!簡単な炒め物しかできないよ!」
光樹「いや、それでもちゃんと自炊してるのが偉いわ。」
聖輝「まぁ…節約にもなるからね。」
光樹「そっかぁ…俺も節約せなあかんか…」
聖輝「少なくとも飲み代を減らしたらすごい節約になると思うけど…」
光樹「飲み代なぁ…うーん…厳しいなぁ…!!」
聖輝「あらら…」
経済的な面で光樹くんの将来が心配…
光樹「まぁ、今は学生やから悔いのないように思いっきり楽しむのが大切やで!」
聖輝「思いっきりかぁ…」
光樹「そうそう!聖輝も頑張っていろんなところ出かけて新たな出会い見つけようぜ!」
聖輝「新たな出会い……」
この流れで光樹くんに話そう…
聖輝「…ねぇ、光樹くん。」
光樹「ん?どした?」
聖輝「あのね…僕…友達ができたの。」
光樹「友達?へぇ〜良かったやん!」
聖輝「うん、ありがとう。」
光樹「どんな人?大学生?」
聖輝「…あのね、『赤い糸』ってアプリ覚えてる?」
光樹「あぁ…聖輝がやってたチャットアプリやんな?」
聖輝「うん…あれね、光樹くんに言われてからも…実は続けてたの。」
光樹「えっ、そうなん?」
聖輝「うん…まぁ、正確に言うとアプリを消し忘れてて…」
光樹「あぁ、なるほどね。」
聖輝「アプリを消そうと思った時に…繋がった人なんだけど…」
光樹「うん。」
聖輝「その…実は…この人だったの……」
僕はスマホの画面を光樹くんに見せた。
