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〜♪♪♪


光樹「聖輝、スマホ鳴ってるで。」


聖輝「あっ、本当だ…」


誰からだろう…


聖輝「…えっ…？？！」


ディスプレイに『大野智』と表示されていた。


光樹「おぉっ！噂をすればってやつやん！」


聖輝「どっどうしよう！急に電話が来るなんて…」


光樹「何慌ててるねん！出ろよ！」


聖輝「いや、だって…光樹くんがいるのに…」


光樹「俺のことは気にせんでええから、ほら！」


聖輝「うっうん…」


ピッ


聖輝「はっはい、もしもし…」


大野『もしもし、涼野くん？ごめんね、急に電話して…』


聖輝「いっいえ、大丈夫です…」


大野『あのね、昨日言ってたことなんだけど…』


聖輝「昨日…もしかして…嵐のメンバーと会うことについてですか？」


大野『うん、実は…メンバー全員と予定が合う日が今週の土曜日しかないんだよね。』


聖輝「えっ？そうなんですか？」


大野『うん、その日逃すと半月くらい先延ばしになっちゃうんだ…』


聖輝「そうなんですか…」


大野『涼野くん、土曜日って確かバイト入ってたよね？』


聖輝「そうですね…」


土曜日は夕方からラストまでバイトが入っている…


個人の理由で代わってもらう訳にもいかないし…


大野『だよね…土曜日が無理なら…どうしようかな…』


聖輝「あの…そんなに急がなくても大丈夫ですよ？」


大野『えっ？』


聖輝「大野さんはもちろん、他の方もお忙しいですし…僕は全然いつでも大丈夫なので。」


大野『涼野くん…』


本当は今すぐにでも会ってみたい…


でも、予定が合わないのは仕方のないことだから…