
CHOCO❤︎LAVE
第6章 紹介①
大野『…涼野くん、明後日の夜って用事ある?』
聖輝「明後日ですか?えっと…」
スケジュール帳を確認すると、特に予定は書いていなかった。
聖輝「明後日の夜空いてます。」
大野『本当に?じゃあその日、ニノと松潤と4人でご飯食べに行こう。』
聖輝「えっ?!」
大野『その日レギュラー番組の収録があって、終わりに2人とご飯食べに行く約束してたんだよ。』
大野『せっかくだから、その時に涼野くんを紹介したいなって思ったんだけど…』
聖輝「いや、でも…急に部外者が現れたら2人に迷惑なんじゃ…」
大野『心配しなくても大丈夫、涼野くんのことは事前に話しておくから。』
大野『それに…涼野くんは部外者なんかじゃない、俺の大切な友達だから。』
聖輝「大野さん…」
大野『どうかな?明後日…』
聖輝「…はい、よろしくお願いします。」
大野『良かった…じゃあまた詳細決まったら連絡入れるね。』
聖輝「はい、お願いします。」
大野『うん、夜遅くにごめんね?じゃあまたね。』
聖輝「はい、おやすみなさい。」
ピッ
聖輝「……。」
光樹「その感じ、誰かと会う約束したみたいやな。」
聖輝「うっうん…明後日…二宮さんと松本さんと会うことになりそう…」
光樹「マジかよ…すごいやん!!」
聖輝「ねっねぇ、これって…夢じゃないよね…?」
ムギュッ
光樹「夢ちゃうで、ほら!」
聖輝「痛っ?!本当だ…」
夢じゃないんだ……
光樹「な?言ったやろ?お前の運の良さはここでは終わらへんって!」
聖輝「どうしよう…強運すぎてちょっと怖い…」
光樹「さぁ、そうと決まったら明後日着る服決めとかないと!」
聖輝「うっうん!」
僕は光樹くんに明後日着ていく洋服を選んでもらった。
