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聖輝『今日、お店に新人さんが入ってきました。』


相葉『おっ！どんな子〜？』


聖輝『僕と同い年なんですけど…ちょっと消極的な感じですね。』


松本『そっか、初日だから緊張してたんじゃないかな？』


聖輝『うーん…誰が話しかけても会話が続かなくて…』


相葉『そうなんだ…』


大野『もしかしたら人と関わるのが苦手かもしれないね。』


相葉『でもさ、それなら何で居酒屋で働こうって思ったんだろうね？』


聖輝「確かに…」


接客業こそいろんな人と接する仕事。


人と関わるのが苦手ならこの職種は絶対避けるはずなのに…


松本『もしかしたら、変わりたいって思ってるんじゃない？』


大野『どういうこと？』


松本『大学生になって、少しずつ人と接していけるようになりたいって。』


相葉『なるほどね、苦手なことを克服しようとしてるかもってことだよね！』


松本『うん。』


聖輝「なるほど…」


それだったら尚更応援してあげたい…


聖輝『あの、皆さんだったら…彼に何て声をかけますか？』


相葉『俺だったらね〜、いろいろ質問するかな。』


松本『質問ねぇ…部活何やってた？とか？』


相葉『そうそう！答えやすい質問をしていったら少しずつ打ち解けてくれると思う！』


聖輝『確かに、共通のことが見つかったら更に話題が広がりますもんね！』


相葉『うんうん！』


大野『でも、質問責めはうざがられるかも…』


松本『確かになぁ…その人によって限度があると思う。』


相葉『そっかぁ…俺は質問されたらバンバン答えちゃうけどね。』


松本『お前とその子は全然違うだろ。』


相葉『あひゃひゃ！そうだね〜！』


大野『でも、会話をするきっかけとして簡単な質問を投げかけるのはいいことだと思うよ。』


聖輝「簡単な質問かぁ…」


明日森本くんいたら、思い切って声をかけてみよう！