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CHOCO❤︎LAVE

第10章 2人きり



光樹「そっか…でも、何で居酒屋で働き始めたんやろな?」


聖輝「何でだろう…僕もよく分からなくて…」


南野「まぁ、どこで働くかは人それぞれだしな、その子なりの理由があったんだろうな。」


光樹「例えば?」


南野「うーん…そのお店に思い入れがあるとか!」


聖輝「思い入れ…」


南野「昔そのお店に通ってすごい印象的だったから将来は絶対ここでバイトする!みたいな?」


聖輝「いや、地方から来たって言ってたので…」


南野「くそっ!外れたか…」


光樹「聖輝はその子と仲良くなりたいん?」


聖輝「うん、なりたい!」


南野「おっ!その心意気いいね〜!」


光樹「そっか、頑張れよ。」


聖輝「うん!」


南野「じゃあ、俺こっちだからいくわ。」


光樹「はい、またあとで!」


聖輝「さようなら。」


南野「涼野ちゃんもまたね。」


光樹「相変わらず熱がすごいなぁ…あの人。」


聖輝「うん、羨ましいくらいだよ…」


光樹「あぁ…これから眠たい講義が始まるわ…」


聖輝「がっ頑張ろう!大事な時期だから…」


光樹「せやな、もうすぐ試験もあるしな。」

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