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相葉『俺明日ロケの仕事あるから…東京戻ってくるの20時頃になるんだけど…いい？』


聖輝「はい、僕はいつでも大丈夫ですので。」


相葉『じゃあ明日は20時から会うとして…どこで待ち合わせがいいかな？』


聖輝「そうですね…」


芸能人と待ち合わせするってなると色々と配慮が必要だよね…


聖輝「あの、お店で待ち合わせするのはどうですか？」


相葉『えっ？』


聖輝「いや、大野さんと約束してた時もそうしていたので…」


相葉『お店かぁ…待ち合わせするならいい隠れ家的なお店はあるけど…』


聖輝「本当ですか？じゃあそこにしませんか？」


相葉『でも、あれ新宿の方だから涼野くんの家から行くとだいぶ遠いんだよね…』


聖輝「そうですか…でも、僕は全然大丈夫ですよ。」


相葉『いや、結構複雑なところにあるからあそこはやめよう。』


聖輝「そっそうですか…じゃあ、僕達が初めて会ったあのお店はどうですか？」


相葉『あぁ、あそこならいいよ！』


聖輝「じゃあ、20時頃にあのお店で待ち合わせということで。」


相葉『りょーかい！じゃあまた明日連絡するね！』


聖輝「はい、分かりました。」


相葉『じゃあね〜』


聖輝「はい、お疲れ様です。」


ピッ


聖輝「…ふぅ…びっくりしたぁ…」


何とか誰にも電話の内容聞かれずに済んだけど…


聖輝「でも…約束しちゃった…」


明日は相葉さんと2人きり…


聖輝「はぁ…楽しみ…」


「あの、すいません？」


聖輝「あっはっはい？！」


「いや、階段を掃除したいのですが…」


聖輝「ごっごめんなさい！！」


僕はダッシュで雑居ビルから出た。