
CHOCO❤︎LAVE
第10章 2人きり
相葉「おぉ〜、すごい綺麗だね!」
聖輝「いっいえ、そんなことは…」
相葉「あっ!ぬいぐるみたくさんあるね〜!可愛い!」
聖輝「……。」
どうしよう…
いざ相葉さんを目の前にすると緊張して上手くしゃべれない…!!
相葉「そうだ、今日はごめんね!急にお邪魔することになっちゃって…」
聖輝「いっいえ、僕がお誘いしたことなので…」
相葉「お店は予約できないわロケでトラブル発生するわ…もう最悪だったよ〜!」
聖輝「お疲れ様でした…」
相葉「はぁ…疲れたぁ…」
聖輝「あっあの、良かったら…ご飯食べてください。」
相葉「えっ、本当に用意してくれたの?」
聖輝「はい、って言っても晩御飯の残りなのですが…」
相葉「マジで…めっちゃ嬉しい!俺もうお腹ぺこぺこだったんだよね〜!」
聖輝「良かった…たくさん食べてくださいね。」
相葉「ありがとう!じゃあ…いただきます!」
ぱくっ
聖輝「どっ…どうですか…?」
相葉「うん!めちゃくちゃ美味い!」
聖輝「ほっ本当ですか?!」
相葉「うん!美味すぎてお箸が止まらないよ!」
聖輝「良かった…」
美味しそうに食べてくれてる…
その姿を見ると僕は嬉しくなった。
相葉「涼野くん、料理上手なんだね〜」
聖輝「いえいえ、簡単なものしか作れないので…」
相葉「いや、それでもこれは美味いよ!味噌汁の濃さもちょうどいいし!」
聖輝「良かったです…」
相葉「涼野くん、将来いいお嫁さんになりそうだね!」
聖輝「えっ?」
相葉「あっ、お嫁さんじゃないか!あひゃひゃ!」
聖輝「お嫁さん…」
もし…僕が女の子として生まれていたらどんなによかったことか…
聖輝「……。」
相葉「涼野くん?」
聖輝「…あっ、ごめんなさい!何でもないです!」
相葉「そう?」
聖輝「おっお代わりもありますからね!たくさん食べてくださいね!」
相葉「うん!ありがとう!」
