
CHOCO❤︎LAVE
第11章 親交
数日後。
僕は久しぶりに大野さんとあの居酒屋に来ていた。
聖輝「大野さん、お久しぶりですね。」
大野「うん、涼野くんと会うのは翔くんと相葉ちゃんの4人で会った時以来だね。」
聖輝「そうですね、お仕事は相変わらず忙しいですか?」
大野「うーん、今はちょっと落ち着いたかな。」
聖輝「そうですか。」
大野「今は涼野くんの方が大変じゃない?」
聖輝「はい…もうすぐ試験があって…」
大野「そっか…ごめんね、大変な時に誘っちゃって…」
聖輝「いえいえ、気にしないでください。」
大野「そういえば…あれから誰かと2人で会ったりした?」
聖輝「あぁ、はい!一昨日に……」
僕はふと思い出した。
一昨日、相葉さんと会った時に……
キスをされた事を……
大野「涼野くん?」
聖輝「…あっごっごめんなさい!ちょっとぼーっとしちゃって…」
大野「大丈夫?」
聖輝「はっはい、大丈夫です!」
思い出すだけでも恥ずかしい…
いくら大野さんでもあの事は絶対に話せない…
