
CHOCO❤︎LAVE
第11章 親交
大野「涼野くんはどう?こんなお部屋に住みたい?」
聖輝「うーん…僕はちょっと広いなぁ〜ってくらいの部屋がいいですね。」
大野「そうなんだ。」
聖輝「はい、あまりにも広すぎると逆にもったいないというか…僕、私物が少ないのでちょっとのクローゼットでも十分収納できるんですよ。」
大野「なるほどね、広すぎると余っちゃうんだ。」
聖輝「そうなんですよ、それに…狭い方が落ち着くというか…広いと逆にソワソワしちゃうんですよね…」
大野「あぁ、何となく分かるかも。」
聖輝「ですよね!広い部屋で1人ぽつんといたら何したらいいか分からなくなって…」
大野「うんうん、家で何かやる時も逆に落ち着かなくて集中できなかったりね。」
聖輝「そうなんです!勉強する時とかもう狭い部屋にこもってやるのが1番ですよ!」
大野「勉強かぁ…俺は二度とやりたくないね。」
聖輝「えぇ…勉強楽しいのに…」
大野「勉強したいなって思うことがあれば集中できると思うけど、今は特にね…」
聖輝「そうですか…」
大野「うん、俺は今の暮らしで十分かな。」
聖輝「今の暮らしかぁ…」
僕はもっと充実させないとなぁ…
