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大野「涼野くん、これ見て。」


僕は大野さんにある写真を見せられた。


聖輝「何ですか？これ…」


大野「これね、俺の部屋。」


聖輝「えっ？！そうなんですか？！」


写真に写された部屋は部屋全体が整理整頓されていて、まるで高級ホテルの一室のような感じだった。


聖輝「すごい…めちゃくちゃ綺麗ですね…」


大野「でしょ？」


聖輝「はい…まるで高級ホテルの部屋のような…」


大野「ふふっ、正解！」


聖輝「えっ？」


大野「この間コンサートした時に泊まった部屋。」


聖輝「えっ、これ…大野さんの部屋じゃないんですか？」


大野「俺の部屋だよ。」


聖輝「えっ、でも…今、ホテルに泊まったって…」


大野「ふふっ、だから俺の部屋じゃん。」


聖輝「ちょっ…えぇっ？！そういう意味ですか？！」


大野「あははっ！これが俺の家の部屋だと思った？」


聖輝「思いましたよ！めちゃくちゃ綺麗好きな人だなぁって…感心しましたよ！」


大野「さすがにこんなシャンデリアはないよ〜」


聖輝「いやっ…もぉ、紛らわしいことしないでくださいよ！」


大野「あははっ！予想通り引っかかったね〜」


聖輝「もぉ…！！」


最近LINEでも大野さんからいじられる事がある。


でも、それがちょっと嬉しかったりもする…


いや、僕がドMだからって意味じゃないよ？！


ただ、あの大野智からいじられるっていうのがすごい貴重な感じがするから…