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CHOCO❤︎LAVE

第11章 親交



休憩時間中、松本さんから連絡が来ていた。


松本『明日行くお店、ここでいい?』


送られてきたURLを押すと、オシャレな個室居酒屋のホームページが表示された。


聖輝「わぁ…すごいなぁ…」


内装も綺麗だし、料理も美味しそう…


聖輝『はい、ここで大丈夫です!』


僕はすぐに返事を返した。


聖輝「あぁ…いよいよ明日かぁ……」


「何してるの?」


聖輝「ひゃあ?!」


森本「あははっ!どこから声出したんだよ。」


聖輝「もっ、森本くん?!」


びっくりしたぁ……


森本「何か変なこと妄想してた?」


聖輝「しっしてないよ!!」


森本「ふーん…」


聖輝「しっしてないからね…?」


森本「…まぁいいや。」


聖輝「……。」


森本くんはイスに座ってスマホをいじり始めた。


聖輝「…あの、森本くん…」


森本「なに?」


聖輝「あの…今…僕に…タメ口使ってるよね…?」


森本「うん、あの時タメ口でいいって言ってたからね。」


聖輝「…そっか…」


森本くん、僕に心を開いてくれたのかな…


嬉しいなぁ…


森本「ごめん、急に言葉変えて…変だった?」


聖輝「ううん、仕事とオフの切り替えができててすごいなぁって思って…」


森本「仕事じゃ俺が1番後輩だからね。」


聖輝「そうだけど…僕とほとんど変わらないよ?」


森本「いや、同い年でも先に仕事を始めた方が先輩になるから。」


聖輝「森本くん…」


すごいしっかりしてるなぁ…

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