
CHOCO❤︎LAVE
第13章 恐怖
森本「お疲れ様です。」
聖輝「森本くん、お疲れ様。」
藍子「あれ?森本くんもう帰るの?」
森本「はい、今日はこの後用事がありまして…」
聖輝「もしかして…デート?」
森本「はい。」
藍子「えっそうなの?!」
聖輝「えぇっ?!」
森本「冗談ですよ。」
藍子「なーんだ、デートじゃないのか。」
聖輝「びっくりしたぁ…」
森本「従兄弟と会う約束しているんですよ。」
聖輝「従兄弟?」
森本「はい、何でも東京観光しに来たらしくて…」
藍子「へぇ〜、そうなんだ。」
聖輝「楽しんできてね。」
森本「はい、お先に失礼します。」
藍子「お疲れ様。」
聖輝「お疲れ様でした。」
藍子「従兄弟かぁ…しばらく会ってないなぁ…」
聖輝「僕も全然会ってないです…」
藍子「そういえば…森本くんって何処出身なの?」
聖輝「いや、僕もそこまでは…」
藍子「言葉が綺麗だから東京かなって思ってたんだけど…」
聖輝「大学進学と共に地方から出てきたって言ってたので…東京じゃないと思います。」
藍子「そっかぁ…まだまだ謎だよね、森本くん。」
聖輝「はい…」
〜♪♪
藍子「あっ、はーい!」
僕達は気持ちを切り替えて仕事に戻った。
