テキストサイズ

CHOCO❤︎LAVE

第14章 手がかり



光樹『そっかぁ…良かった…それ聞いて安心したわ…』


聖輝「うん、僕は大丈夫だから…光樹くんは合宿頑張ってね。」


光樹『ありがとう。って言ってもほぼ旅行なんだけどな。』


聖輝「えぇっ?!そうなの?」


光樹『うん、バーベキューとか花火とか。』


聖輝「わぁ〜いいなぁ…」


光樹『やろ?明日みんなで海で思いっきり遊ぶからな!』


聖輝「海に行くの?うわぁ〜…沖縄の海って綺麗だよね…」


光樹『そうそう!もう須磨の海とはえらい違いやわ!』


聖輝「あそこと比べたらダメだよ、だって綺麗じゃないもん…」


光樹『まぁな〜』


聖輝「いいなぁ…楽しんできてね。」


光樹『おう、お土産も買ってくるから。』


聖輝「うん、楽しみにしてるね!」


『おい島津〜!罰ゲーム大富豪やるから来いよ〜!』


光樹『ごめん、先輩達がうるさくて…」


聖輝「ううん、僕のことは気にしないで。」


光樹『…とりあえず、聖輝の状況聞いてホッとしたわ…』


聖輝「ごめんね、心配かけて…」


光樹『いや、もし何かあったらすぐに連絡して来いよ?』


聖輝「うん、分かった。」


光樹『じゃあまた連絡するな。』


聖輝「うん、またね。」


ピッ


聖輝「……。」


光樹くんの声を聞いたら元気が出る…


やっぱり親友の存在って大事だなぁ…


大野「今の電話ってこの間話してくれた親友?」


聖輝「はい、僕の大切な親友です。」


大野「そっか、親友がいるっていいね。」


聖輝「はい、すごく頼りになるんです。」


大野「こういう状況だからこそ、親友の存在は有り難いね。」


聖輝「本当に…心が救われますね…」


大野「1日でも早く安心できる生活に戻りたいね…」


聖輝「はい…」


僕自身はもちろん…


光樹くんにも…大野さん達にも…安心させてあげたい…


大野「涼野くん、お腹空いてない?」


聖輝「お腹…空きました。」


大野「よし、せっかくだからここのレストランで食事しよう。」


聖輝「そうですね。」


僕達はホテル内にあるレストランで遅めの夕食を食べた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ