CHOCO❤︎LAVE
第14章 手がかり
今日は夕方からバイトが入っていた。
ストーカーに関する手がかりが見つかったらいいけど…
聖輝「…もしかして…犯人は全然関係ない人なのかな…」
だって、バイト先の人達はみんないい人だし…
あんな事するような人なんて……
〜♪♪♪
聖輝「??!」
電話が鳴り、ディスプレイを見ると…
『非通知』からだった。
聖輝「…っ……」
例の犯人からだ…
どうしよう…手がかりを掴む為に出るべきか…
いや、でも…怖い…!!
〜♪♪♪
〜♪♪
しばらくすると電話は切れた。
聖輝「…はぁ……」
今は恐怖で出る勇気がない…
非通知からの電話は無視しよう…
〜♪♪♪
聖輝「ひぃっ?!」
また非通知…?!
聖輝「…あっ…違う……」
ピッ
聖輝「もっもしもし…」
『聖輝…大丈夫か?』
聖輝「うっうん、大丈夫だよ…お父さん…」
父親『そうか…猛暑が続いてるからな、体調には気をつけろよ?』
聖輝「うん…えっと…何か用事あった?」
父親『いや、この間電話した時には伝え忘れてたことがあってな…』
それからしばらくお父さんと電話をして、僕はホテルを出た。