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小坂「どうした？森本くんのことで何か気になることでもあるのか？」


美桜「この間夜中に偶然森本くんと会って、ちょっとしゃべったんだけど…」


聖輝「夜中にですか？」


美桜「うん、多分森本くんバイト帰りだったんじゃないかな？相楽町（架空の地名）のところで会ってね。」


聖輝「相楽町…？」


相楽町って…森本くんの家とは真反対…


それ以前に…光樹くんが住んでるところ…


美桜「何かやたら涼野くんの話してくるから、仲良しなのかな〜って。」


聖輝「えっ…？」


小坂「何の話してたんだ？」


美桜「えっとね、涼野くんはお節介だけど一緒にいると面白いって言ってたよ。」


聖輝「お節介って…」


小坂「ははっ、褒められてるのか貶されてるのか分からないな。」


美桜「でも、森本くんすごい楽しそうにしゃべってたから…ひょっとして惚れられてるかもよ？」


聖輝「えっ？！」


小坂「おっ、涼野くんは男の子にもモテモテだな。」


聖輝「そっそんなことないですよ！」


美桜「本当に〜？男の子から言い寄られたことない？」


聖輝「あっありませんよ！」


小坂「へぇ…涼野くん可愛いからその辺の男どもは放っておかないと思うけどな。」


聖輝「いやいや、男が男を狙うなんて…」


美桜「まぁ、ゲイでもない限りないか。」


小坂「ははっ、ここが新宿2丁目だったら分からないな。」


聖輝「新宿2丁目？」


美桜「オカマの溜まり場よ。」


聖輝「おっオカマ？！」


小坂「男が1人で歩いていたらいろんなオカマに捕まるぞ？」


聖輝「ひっひぃっ？！」


美桜「涼野くん、怖がりすぎ！オカマって見た目はあれだけど中身はすごい純粋なんだから！」


聖輝「はっはぁ…」


小坂「斎藤さん、オカマの知り合いでもいるの？」


美桜「いないけど、テレビとかで見ると女よりも乙女だから絶対いい人多いと思う。」


小坂「それは言えてるな。」


美桜「ですよね？」


聖輝「……。」


オカマの話で盛り上がっている…


すごいなぁ…この2人……