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CHOCO❤︎LAVE

第3章 親密



りょう『どうして嬉しかったんですか?』


トシオ『だって、普段の会話とは違うちょっとした悩みやモヤモヤを話してくれるってことは、ちょっとは心開いてくれたのかなって思ってね。』


トシオ『もし、誰かに話聞いてほしいって思ったならネットで繋がった赤の他人よりもリアルに繋がってる友達に話した方が楽だと思う。』


トシオ『でも、りょうくんはその日あったことを真っ先に僕に話してくれた。』


トシオ『だから、りょうくんにとって僕はただの赤の他人ではないのかな〜って、ちょっと自惚れてる😏』


聖輝「ふふっ…」


真剣な話をしてる途中に挟んでくる絵文字。


トシオさんのこういうところが好きなんだよね。


りょう『僕にとってトシオさんはただの赤の他人ではなくて…なんでも気軽に話せる友達です。』


りょう『僕自身、人見知りなので実生活じゃ全然人と上手く話せなくて…』


りょう『でも、何故かトシオさんには…自分が思ったことを素直に話せるんです。』


りょう『トシオさんは僕のことをしっかりと受け止めてくれるので…つい甘えちゃうんです。』


りょう『不思議ですよね、トシオさんと繋がって半月ほどしか経ってないのに…』


りょう『でも、それくらい僕にとってトシオさんは特別な存在です!』


りょう『なので、もうとことん自惚れちゃってください😄』


トシオ『よーし、自惚れよう🤡』


聖輝「ぷっ、あははっ!」


何でここでピエロなの?


よりによってこれをチョイスするとは…


トシオさんって本当面白い人!


トシオさんのお陰で心のモヤモヤは一気に吹き飛んだ。

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