
CHOCO❤︎LAVE
第4章 救援
それから数日が経ったある日。
トシオさんからこんな連絡が来た。
トシオ『実は来週から1週間程仕事漬けになりそうで…忙しくなるんだ。』
りょう『そうなんですか…大変ですね。』
トシオ『うん、だから…もしかしたらりょうくんとのチャットもできないかもしれない…』
りょう『僕のことは気にしないでください、お仕事頑張ってくださいね。』
トシオ『ありがとう…りょうくんならそう言ってくれると思ったよ。』
1週間繋がれないのかぁ…
寂しいけど、仕事だったら仕方ないよね…
りょう『僕、トシオさんのこと…待ってますから。』
待ってますから…
待ってますから…
聖輝「って、何これ!?何で僕こんな新妻みたいなセリフ送っちゃったんだろう…恥ずかしい!!」
取り消しできないし…
しかも既読付いちゃったし…
あぁ…恥ずかしい……
〜♪
トシオ『ありがとう。なるべく早く仕事片付けるよう努力するよ。』
聖輝「良かった…普通に返ってきた…」
〜♪
トシオ『りょうくんロスにならない為にも今のうちにたくさん補充しておこう😎』
りょう『補充って…僕、吸い取られるんですか?』
トシオ『うん、りょうくんが無くなるまでとことん吸い取ってやるぞ〜👻』
りょう『ひぃっ?!勘弁してください!!』
トシオ『あははっ、冗談だよ。でも、りょうくんとチャットしてると本当に元気が出るから…いつもありがとうね。』
りょう『いえいえ、お礼を言うのは僕の方ですよ!』
おふざけモードから突然真面目な話になるとちょっと照れちゃうな…
トシオ『1週間の間、面白いネタ集めておくね。』
りょう『僕も、お話できるネタを見つけてきます。』
聖輝「何て言ったけど…そう簡単にネタなんて見つからないよね…」
きっと普段と変わらない日常生活の話をすることになるだろう…
その時はそう思っていた……
