
CHOCO❤︎LAVE
第1章 始まり
光樹「ハァ…討論長かった…」
聖輝「難しかったね。」
光樹「ホンマ、途中何喋ってるか訳分からんかったわ。」
聖輝「あはは…」
光樹「で?カラオケどうする?行く?」
聖輝「いや…やめとこうかな…」
光樹「何でやねん!せっかく大学生になったのに全然遊んでないやん!」
聖輝「そうなんだけど…」
何だろう…
周りの学生達みたいにはしゃげない…
光樹「お前…まだあの事……」
聖輝「…なかなか吹っ切れなくて……」
光樹「そっか……」
聖輝「ごめん…」
光樹「…いや、俺の方こそごめん、聖輝には聖輝のペースがあるもんな。」
聖輝「光樹くん…」
光樹「よしっ、俺も断ろ!」
聖輝「えっ、断っちゃうの?」
光樹「だって聖輝おらんかったらおもんないし!」
聖輝「光樹くん…」
光樹「今日はさ、2人でゆっくりメシ食いに行こうぜ?」
聖輝「うん!」
昔から光樹くんは何かと僕を気にかけてくれる…
僕にとって本当に勿体無いくらいの親友だ。
